地域の現状と課題・ストック効果


◇高速道路ネットワークの空白地帯
・人口約30万人が暮らす当該南河内地域には、高速道路が無く、ICの出入口まで府下で最も時間を要する状況
・大阪北部地域は、新名神高速道路や第二京阪道路により大幅に改善

◇現状の道路ネットワークの状況解消
・幹線道路の国道170号(大阪外環状線)への交通負荷が大きく、ひとたび事故が起こると大渋滞が発生
・朝夕のラッシュ時には、車が大阪外環状線に早く出たいために、生活道路に交通が流入し、通学生の脇を車が通行

◇防災・震災対策と道路ネットワーク
・近年多発している豪雨や台風により、南河内地域やその周辺でも災害が発生
・ひとたび災害が発生すると、当該地域の背後地である 金剛・葛城山脈に連なる集落は孤立化が懸念される



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◇救急医療施設と道路ネットワーク
・南河内圏内に第3次救急医療施設がなくなる

◇自然・歴史・文化遺産等を生かした観光振興と道路ネットワーク
・世界遺産の「百舌鳥・古市古墳群」、日本遺産の「竹内街道」、「中世に出逢えるまち」、「葛井寺」や多くの国宝など、大阪南部には豊富な文化遺産があるが、周遊化できる幹線道路がなく、観光施設利用者の減少割合が大きい



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                            (R4.2.作成)